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明日会社でちょっとドヤれる|VUCAの時代とは

今回のテーマはVUCA(ブーカ)です。
現代はVUCAの時代と呼ばれている、というのは聞いたことがあるかもしれません。

体育会出身の
ゴリマッチョ
営業部 ゴリ沢

VUCA?なんだそりゃ??
聞いたことないぞ!ガハハ!

今は仕事に一直線
恋はお休み中
経理部 オトメ川

言葉は聞いたことあるけど、
具体的にはちょっと分からないわ。

皆さんは会社の同僚や後輩に即答できるでしょうか?
文字面だけ見てもさっぱりイメージがつきませんよね、、、

今回も忙しい皆さんに向けて5分で読了できる内容にギュッとまとめましたので、安心して読んでください!

この記事を読むとわかること

・VUCAとは何か?
・どんなことが起こっているのか?
・VUCAの時代に求められることとは?

VUCAとは

VUCAは以下の4つの単語の頭文字を取った造語です。
・Volatility(変動性、不安定さ)
・Uncertainty(不確実性)
・Complexity(複雑性)
・Ambiguity(曖昧性)

元々は90年代後半のアメリカで戦略が複雑化した状態を示す軍事用語として生まれましたが、2010年ごろより「VUCAワールド」「VUCA時代」のようにビジネスでも用いられるようになりました。

VUCAの4単語が示す通り、変動性が高く、不確実で複雑、さらに曖昧さを含んだ社会情勢をVUCAの時代を呼んでいます。

どんなことが起こっているのか

2000年にかけてのIT革命が産業構造を劇的に変化させたり、2020年は新型コロナウイルスによってこれまでの常識が通用しなくなるなど、ここ20年でも社会は大きく変わり続けていますよね。

身近なところで言えばスマホやSNS、サブスクリプション、キャッシュレス化など、ここ10年ほどで次々と新しいサービスが生まれ、私たちの生活様式も大きく変わってきました。

また気候変動や自然災害などを見ても、想定外の規模の豪雨や震災など、これまでの予測を超える規模で発生しており、予測に基づいた対策が難しい場面も出てきています。

これらは予想もつかないタイミングで、予想だにしない方向へ社会を引っ張っていきました。まさにVUCAの4単語が示すような時代の中に私たちは生きています

VUCAの時代に求められること

今後の社会はブルドーザー型とも言われ、自ら道を切り開いていく姿勢が求められます。
そのためには日々のインプットはもちろんのこと以下のようなことを意識しましょう!

・流動的なキャリアデザイン
変化が激しく、不確実性が高い時代では、自分が向かう方向性を決めて、自分が持っている資源を活用できる機会を自ら見つけて、軌道修正を繰り返しながら進んでいく姿勢が大切です。

・課題を発見する力
指示待ち人間はもうオワリです。今までの経験則が通用しない新しい時代では、世のなかの流れを掴み、社会や地域、個人のニーズや課題を発見して、自ら仕事を創っていく力が求められます。

・自ら率先して挑戦する行動力
不確実性の高い時代では、正解がわからない(まだ無い)問題に対して自ら挑戦し、失敗・改善を繰り返して正解に近づける行動力が求められます。

・迅速な意思決定
新たなビジネス、新たなニーズが次々と生まれ消える時代では、意思決定の遅れが大きなビジネスチャンスを逃す事態を招くことになりかねません。そしてそれは経営陣やリーダーだけでなく従業員にも求められることです。

・変化に対応する柔軟さ
これまでの成功事例にとらわれず、柔軟な思考を持ち臨機応変に行動できることが求められます。変化を恐れず立ち向かい、思わぬトラブルが起きたときにその対応策をすぐに考え実行できる人材になりましょう。

・多様性を受容するコミュニケーション力
これまでの常識の枠で考えるのではなく、的確に時代の変化を読んで多様な観点を受容した上で最適なアプローチを打てるようなコミュニケーション力が求められます。

まとめ

・変動性が高く、不確実で複雑、さらに曖昧さを含んだ社会情勢をVUCAと呼ぶ
・ここ20年でも驚くほどに私たちの社会情勢は変化し続けている
・VUCAの時代を生き抜くためには自ら道を切り開く力がより重要になってくる

今回はVUCAの時代について解説してきました。
この先もどんどん新しいサービスや商品が登場して、私たちの生活は変わっていくと思います。
時代に取り残されず常に前のめりに時代の波に乗れるよう頑張っていきましょう!